斬新な将棋盤

本将棋に関する話題だ。本将棋は9×9の将棋盤を使う。9×9のマス目に駒を配置してゲームをする。本当に無駄な考えだが、3×3×3×3の将棋盤に駒を配置することでもゲームをすることが可能だ。具体的には4次元立方体を81個用意すればよい。そして各4次元マス目に4次元オブジェクトを配置すればゲームができる。

我々人間は2次元的にものをみるため、将棋盤をパッと見渡せる。

しかし、4次元になればどうだろうか。一目で駒の配置を把握するのは難しいだろう。

だが、回転させることで駒の配置を確認できるため、不可能ではない。

ところが、残念ながら4次元的なオブジェクトは身の回りでは作ることができないし、4次元的な回転をさせる力学的能力はない。

しかしかし、コンピュータグラフィックを用いて4次元立体は描画できる。VRを用いてまるでそこに4次元オブジェクトがあるかのような世界を作ることができるかもしれない。力学的なインターフェイスと1つのアナログスティック等を用いて、体感的に4次元立体を回転させることはできるかもしれない。

 

これは、9×9の9が3の2乗だからやりやすいことである。なので、オセロやチェスの8×8は4×4×4という3次元の盤できることも示唆している。また、そういうきりの良い形でなくても、素因数分解した形のn次元の直方体を用いても良い。例えば、6×7=42マスの2次元ゲームは2×3×7の3次元ゲームに変換することができる。

 

というわけで、無駄な考えについての説明を終了する。