将棋

自分は将棋が好きだ。趣味として将棋の勉強をしたり将棋ウォーズというアプリでオンライン対戦をしている。僭越ながら将棋の魅力を語りたいと思う。

 

棋譜に個性が表れる

将棋の指し手を記録したものを棋譜というが、棋譜を見ればその人がどういう将棋を指すのかがわかる。その人の得意戦法だったり、決断が迫られる局面での選択だったり。100人の棋士がいれば100通りのスタイルが存在する。それだけ複雑なゲームであり、まだまだ将来性が残ったゲームであると期待できる。

 

②スポーティ

主にプロの対局の話だが、持ち時間という概念がある。持ち時間を設けなければ、際限なく考えられるようになってしまう。棋戦にもよるが、よくあるのは持ち時間を使い切ると1手1分以内に指さないといけないルールだ。1分将棋にもつれこむとプロといえど悪手を指すことはザラである。将棋の最善手は1分でわかるほど簡単ではない。ここで素の頭の回転、日頃のトレーニングやその日のコンディションがものをいう。非常にスポーティである。将棋は勉強のイメージがあるが、勉強は対局以外の時間で済ませ、対局はスポーティに身体や頭を働かせる必要があるように思える。

 

詰将棋

詰将棋と呼ばれる最終局面を王手の連続で勝ち切るというミニゲームみたいものがある。これは将棋の基礎練習としてたくさんやるといいと思っている。普通の将棋と違って目的がはっきりしているので考え方の整理もしやすい。

詰将棋は実戦ではあり得ない局面を扱うことも可能である。そういった意味では芸術的な趣もある。詰将棋作家という言葉があるくらい将棋と独立して考えてもいいくらいだ。自分もいずれはオリジナルの詰将棋を作りたいと願うが…

 

④文化

将棋には長い歴史がある。その過程でいろんなスタイルが発生した。それは戦法だけではない。駒の字の書体や駒を並べる順番など。そういう将棋の対局以外にも面白みが詰まっている。こうはいうが自分はこういうのはまだまだ疎いので、これからじっくりと味わいたいところだ。

 

 

以上