人間は能力者??

とある魔術の禁書目録というラノベ、漫画、アニメetcがある。その世界では、学園都市で能力開発を施された子供が魔法のような現象を起こすことができる(電気をビリビリしたり、テレポーテーションしり)。その人達を能力者と呼ぶ。その世界ではその世界ならではの架空の科学的な理論があり、頭の中で演算を行い能力を発動する。

 

現実世界では上記のような能力はつかえない。しかし、人間の運動は演算によって行われるといってもいいのではないかと思う。全ての動作は人間の演算がもたらした結果である。そういった意味では何気ない行動の一つ一つが超能力や魔法のように感じられる。

 

演算をしているという感覚をもって運動をする人はいないだろう。だが、無意識の脳の働きが演算をしていると考えると、上記の学園都市の世界でも能力を発する際は無意識に演算を行ってるのではないかと想像できる。ようは慣れてしまえば息を吸うようにビリビリできるということだ。

 

無意識がどう働くか、が人の能力や器用さに大きく影響しているのではなかろうか?何気なく行動していても無意識に行う演算が複雑であればあるほど不器用になり、単純ならば器用になる。結局、優れた人間は難しいことをするのが得意というより、無意識の演算処理が優れているだけなのではないのか。

 

自分は不器用だ。自分は無意識に複雑な演算をし、あらゆる行動が大変になっていると思っている。このどうしようもないブラックボックス(無意識演算装置)をどうにか改良し簡単に簡単に考えられるようにする努力をしていきたい