将棋上達日記#2

暇なので将棋について感じたことを書く。

 

①短手数詰将棋の重要性

実戦が弱いので基礎からという意味で詰将棋を解くようにしている。詰将棋に関して気付いたこと、

 

1手詰、3手詰、5手詰の重要性

 

である。終盤においては詰む詰まないの判断が必須であるが、それは長手数の詰めがわかるかどうかも能力としては大きい。では、7、9、11、13、15手詰がどうすればわかるか。特別それ用の訓練をしたわけではないが、5手詰までやり込んだ結果長手数の問題が前より解けるようになっている。この実感を通して思ったのが

 

長手数やりこむより短手数をやりこんだほうが効率がいい

 

ということである。短い時間で手筋が詰まった短手数をこなすことが上達の秘訣であると信じている。

 

 

②脳内将棋盤

脳内に将棋盤を作れば長手数の詰将棋や実戦での読みが入れやすくなる。そこでこのようなものが普及すればいいと思った。

 

・符号のみの詰将棋の本

・音声読み上げで詰将棋

 

前者は英語学習のリーディングに近く、後者はリスニングに近いイメージ。符号を処理する能力や、想像する力を培えると思った。二者はあまり製品化されていない。不思議である。めちゃくちゃ有用だと思うので。なのでやってみたいこととしては「持ってる詰将棋の本を符号化して忘れた頃にやってみる」というのがある。

 

 

③観戦の活用

観戦は実戦に勝るものがあると思った。実戦では自分の手に責任を持たないといけないので精神的負担が大きいと個人的には思う。観戦では盤面から気楽に読みを入れられるのでいい練習方法だと思う。

 

 

④脳内将棋盤の謎

藤井聡太二冠が脳内に将棋盤を持っていないという記事を見て驚いた。符号で考えている的な。

 

プロ棋士はだいたい頭に将棋盤をもっているらしい。自分も持っているがプロと比べるとはるかに粗いものだろう。常識的には頭に将棋盤を持つことが読みを入れる上では重要だと思っている。

 

だが、そもそも将棋盤というものはアナログなものである。頭に将棋盤を思い浮かべるとき脳内の思考領域を利用する必要があるが、その像がクリアであればあるほど思考領域への負担は大きい。そうなると最適化された考え方が必要だろう。もしかしたら藤井二冠は最適化された方法で考えているから人よりも深く読めるのかもしれない。そのような思考プロセスをどうやって身につけるかが課題だ。数学的なアプローチも視野に入れたいところだ。

 

 

 

さいごに

いろいろ書いたが、正直実践的なところに着手できないでいる。基礎的なことがわかっていないから基礎的なことに集中したいが、極端になるのは避けたい。次に記事を書くときは実戦的なところも触れられたら良いと思う。