将棋上達日記#3

将棋AIをパソコンでダウンロードした。将棋が初心者の自分に使いこなすのは至難の技だと思うが、工夫次第では有効に活用できるのではないかと思う。試す前に漠然と考えたことを書く。

 

①自分の棋譜から戦い方を整備する

よく出会す局面からの分岐を評価値で評価することで立ち回りを改善できるだろう。例えば3三角型空中戦法になったとする。そこからの相手の手はいろいろあった。なのでそれぞれに対してどの手が良いかというのを調べることで戦法の知識が深くなる。将棋の局面は莫大なので覚えきるのは不可能。というわけなので自分でもできそうな進行を探るというのが大切だと思う。

 

②終盤に詰みがあったかの検討

これに使うべきかどうかはうーんという感じではある。詰みがあるかどうかを自分で判断できないといけないので答えを手軽に知ってしまうのは考えものである。ただ、終局後に自分で検討を重ねて結論を出して答え合わせをするのは有効だと思う。

 

③結局詰将棋がいい練習

プロの対局を見ていても評価値というものに気分が左右されてしまう。終盤に詰みがあれば99%とか表示される(厳密には100%だと思うが)。これは絶対勝てるということを言ってはいない。対局者が最善を尽くせるかにかかっている。あくまで詰みがありますよとしか言っていない。

そもそも詰将棋は全部評価値99%である。それでも解けない問題がたくさんある。したがって99%からものにする練習はAI云々というよりは詰将棋が練習として有効だろう。

 

④AIやコンピュータサイエンスの勉強のお供に

ただソフトを使うだけではなくソフトの中身、裏側を知ろうという気持ちが新たな知見を得ることに繋がると思うので、そういう勉強のモチベーションになればいいと思う。