チェス自戦譜#2

[WhiteElo "1123"] 相手
[BlackElo "1103"] 自分

1.e4 e5 2.Nc3 Nc6 3.Nf3 Nf6 4.Nxe5 Nxe5 5.d4 Nc6 6.e5 Ng8 7.Bc4 d6 8.O-O dxe5 9.Re1 Be6?? 10.Bxe6 fxe6 11.dxe5 Qxd1 12.Rxd1 Nxe5 13.Bf4 Bd6 14.Ne4 O-O-O 15.Nxd6+ cxd6 16.Rd4 Rd7 17.Rad1 Nf7 18.c4 e5 19.Bxe5 Nxe5 20.c5 dxc5

9手目悪手

序盤に相手が奇抜な戦略を取ってきた。これはNxe5と取ることができる。あまり序盤定石に詳しくない自分はナイトをいただくことにした。

終局後のレポートで確認したところHalloween Gambitというgambitの一種らしい。ナイトを犠牲にし好形を目指すという作戦だ。この局面はナイトをc6に引いたが、g6という選択肢もあるようだ。覚えておきたい。

このように進んでみるとなるほどという感じだ。ナイトを犠牲にする代わりにピース展開の差が明らかだ。ナイト得を維持しつつ好形を目指すことばかりを考えてやっていた。

今回は悪手を指したのは1回だけだったようで、図のBe6が悪手だったようだ。Be6の代わりにQxd4という手があった。ポーンがただで取れるのに気付かなかった。盤面把握の粗さが出てしまった。反省。

相手の見落としだとは思うがこのポーンを使った両取りが決めてになったと思う。数手進んで相手の投了となった。

Halloween Gambitは定跡ではあるが、評価値的にはよくない戦法らしい。一度悪手を指した影響で評価値が戻る瞬間があったが、相手の攻めを受けきれたので勝利につながったと思う。