将棋と麻雀

最近は少しずつ麻雀もやるようになった。麻雀は将棋と違って開示されている情報が限定されており、(将棋の指運とはまた違う意味の純粋な)運が絡むので両者全く違うゲームだと思っていた。しかし、案外類似点があると感じたので初心者なりに書いてみよう思う。

 

麻雀では1シャンテンを最高の形に持っていくように手を進めるという考え方がある。1シャンテンの形が悪いとテンパイしづらかったり、テンパイしても待ちの形が悪くなったりする。そのため1シャンテンをいい形にしようという考え方だ。将棋も似ていて詰めろをかけても甘ければ簡単に受けられてしまう。なので必至がかかるようにもっていくのが重要だ。

将棋においてこちらからいい詰めろがかからない場合は少しずつ寄せていくしかない。しかし、そのスピードが相手よりも劣る場合受けに回る必要がある。麻雀でも同じで形が悪く勝算が見込めない場合はおりるという選択がある。とにかく相手に振り込まないようにするということだ。自分の形と相手の形から押し引き、攻め受けを判断する感覚も似ていると感じた。

麻雀は将棋における終盤戦を常にやるような感覚なのかもしれない。