将棋上達日記#19

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実戦で出てきたこの局面。実はそれまでの変化で頓死筋が生じていたが相手の緩手で生き延びたところである。相手の飛車成りが入ると勝てる気がしないので4二とを決行。その後変化がややこしい(多分負け)。

4二とに対して同玉か6二玉の2択がある。

①同玉の変化

3筋に飛車が直通しているため指さそうな気がするが成り込む場所がない。現段階では飛車の横利きがあるため成り捨てて詰ますことはできない(多分)。なので、一旦は詰めろをかけたいところ。6二Xや8四角、2一銀などが見える。6二角に対して同金なら3二飛ができるので攻めが繋がるように見えるが5二玉と寄られてどうなのか。

 

②6二玉の変化

本譜はこの6二玉が採用された。すぐに5二金と打ち込んだが、3二飛車成もあったかもしれない。5二金に同金とはせず7三玉からひたすら入玉を目指す方針を取ってきたので6一にある金が質駒になってしまったのがつらいところだったようだ。7三玉の代わりに7二玉もあったと思う。重たく駒を打っていくデメリットとして3二飛車成の威力が弱まることがあるだろう。簡単に凌がれてしまうそんな局面だと感じた。

 

総手数95手。何回も理論上頓死したし、何回も理論上凌がれた。自分でわかるレベルのことはクリアしたいものだ。